こんにちは ♪
東京は穏やかな晴天です。
今日は休暇を取っているんです^ ^
12月に僕はこんな記事を書きました。
この記事がきっかけで知った、笹倉鉄平さんの「画業30周年記念展」。
先日、行くべくして行ってきましたので、今日の記事は、その日の“ほんのりワクワク”のことを書きたいと思います。
人生2度目の「1人で入る美術館」
美術館までのアプローチ
この日は、東京も雪が降る予報が出ていたことも、「美術館に行くにはちょうどいいな」って思った理由でした。
「上野の森美術館」は初めてです。
なので、というか、僕はやや方向感覚が弱めなところがあるもので、、案の定、スムーズに最短距離で正面玄関に着くことは出来ず、建物の裏側に到着することになりました(^^;
でもそのおかげで!?、いきなり出会えたのがこの光景 ♬
正面玄関まで周り込んでこちらです^ ^
「美術館」での絵画鑑賞の思い出
美術館は、結婚前、彼女(現奥さん)とのデートの際に、何度か足を運んだことがありますが、結婚して子供のいる家族となってからは、久しく訪れることもありませんでした。
なので、美術館の昔の思い出は、彼女と2人で訪れた時のものになります。
思い返すと、目の前の絵を味わってゆっくり鑑賞するというよりも、彼女が見て回るペースに合わせること、さらには美術館の次に行くところのこととか、予定しているその日のデートコースをちゃんと全部回るための時間を計算していたり、などということばかりに気を取られていたような気がします。なんだかツアーガイドかツアーコンダクターみたいでしたね(笑)
この日の絵画鑑賞
記憶の限り、人生2度目の独り鑑賞。
どれだけゆっくりのペースで観て回っても誰も待たせることなく、気にかけないといけない次の予定もなく。ひとつひとつの作品を、時間を気にすることなく、ゆっくり鑑賞したんです。
雪の予報が出ていたこともあってかお客さんもまばらだったので、「次のお客さんが待ってるからもう動かなくては。。」って思ってしまうような状況にもほとんどならず、本当にゆっくり鑑賞できました。
全ての作品を観終えて、所要1時間20分。
全ての作品の横には、タイトルと笹倉さんの心のつぶやきみたいな数行メッセージが掲示されていました。
絵をさっと観てからそのメッセージを読んで、今度はじっくり絵を見つめて感じてみる。
お客さんが少ないことに安心して、結構ブツブツと独り言を発していたと思います^^;
「すごい・・・」「うわ・・素敵だなぁ・・・」
その心は、例えば、
「こんなにたくさん人を小さく描けること自体がすごいけど、その一人ひとりが皆、実在しているかのように生き生きとしてる。なんでこんな風に描けるんだろう。。ホントにすごい・・・」
だったりです。
作品の中には、“思わず目が潤む1歩手前ぐらい” の感情がこみ上げてきてしまったものも3点ほどあったんですよ^^; 人生初体験でした。
感動のせめて3分の1でもこの記事に・・・
美術館の展示作品は、もちろん写真撮影禁止でした。でも、その時、思いました。
「それでも、僕のブログ記事に、今日観た作品を何かしらアップしたいなぁ・・・」
スーベニアショップへ。
これを買いました♬
ポストカード。「秋」は買いませんでした^^;
美術館で実際に鑑賞した作品の質感からはもちろん落ちてはしまいますが、それでも素敵な世界観は十分に醸し出されていると思いました ♪
ケースに入っていたのは全36枚ですが、その中から、実際に展示されていた絵で、さらにそこから僕の好みでチョイスさせてもらった16枚のカードの写真をアップしたいと思います。
「感じ」優先でご覧いただけると幸いです♬
WINTER
笹倉鉄平「アドベントの窓辺」2015年
笹倉鉄平「お手伝い」2011年
笹倉鉄平「アルテ・マイン橋」2006年
笹倉鉄平「ゲトライゼ通り」(部分)2007年
SPRING
笹倉鉄平「ブローニュの薔薇」2008年
笹倉鉄平「ウーズ湖畔」2014年
笹倉鉄平「早春のブラハ」2010年
笹倉鉄平「ゆっくり流れてゆく」2017年
笹倉鉄平「ゆっくり過ぎてゆく」2017年
笹倉鉄平「散歩の時間に」2016年
笹倉鉄平「モーゼルのぶどう畑と、笑顔になる水辺」2015年
SUMMER
笹倉鉄平「ボーデン湖からライン河へ」(部分)2016年
笹倉鉄平「見つけた!」2015年
笹倉鉄平「おかえり!」2016年
笹倉鉄平「重ねてきた時間」2012年
笹倉鉄平「両手ひろげて」(部分)2017年
笹倉先生からいただいたもの
まず、先月のアートシャッター、そしてこの日の原画。言葉不要の「ほんのりワクワク」をいただきました♬
さらにもう2つあります。
まずひとつは、
「ヨーロッパに行って、こんな景色を直接観てみたいなぁ」って思いです。
僕が行ったことのある海外は、どれも20年以上前の昔ですが、、北アメリカ(1)、ハワイ(2)、ニュージーランド(1)、バリ(1)。欧州国はありません。
ヨーロッパは今まであんまり行きたいなって思ったことがなかったんですが、初めて、「人生で一度は直接見てみたいなぁ」って思いが湧いてきました♬
そしてもうひとつ。
それは、
「終わりを意識しないでも感じられる幸せ」の存在を思い出させてもらったことです。
「期間限定、終わりや限りがあるからこそ大切にしたい」という考え方については、日々の生活のさまざまな場面で度々思い起こしているのですが、「限定を意識せずとも感じられるただただ幸せな感覚、っていうのも本来あるよね」ってことを思い出させてもらったような気がします。
むしろ「終わりの時間を意識せずとも今この時を大切にもっと生きられる」ようになれたら、いや、それができていた頃に戻れたら、なんでしょうか、もっともっと幸せな今を増やせるのかもしれないよな、、、って思いました。
この2ケ月、笹倉さんからはいろいろな“ギフト”をいただきました♬
「ただの独り言」になってしまいますが^^;
笹倉鉄平先生、ありがとうごさいます(╹◡╹)
そして、画業30周年、おめでとうございます!