“緑色”的な僕のほんのりワクワクblog

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『空白を埋める1ピース』最終話:“未知の世界”

こんにちは♪

今日の記事は、今年の3月中旬から4月下旬にかけてブログ断ちしていた計48日間を振り返る1話完結シリーズの最終回になります。

空白期間中に、“未知の世界” について感じ、考えたことについてのお話を書きたいと思います。

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“当たり前”が当たり前でない時は。

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4月24日(土)。花めぐりの散歩の中で感じた思いから、ブログ再開を決めた日の深夜のことです。

近年あまりテレビは観ないのですが、土曜日の夜だけは少しだけ夜更かしをすることがある僕は、テレビのリモコンを片手にチャンネルをグルグル回していました。

その時に偶然、“彼”が珍しくインタビューを受けて話しているシーンを目にしたことで、チャンネル回しをやめてなんとなく見始めたテレビ番組。

 

『FOOT×BRAIN』というテレビ東京のサッカー番組でした。

そして、その“彼”というのは、元サッカー日本代表の、愛称 “ヒデ” でお馴染みの中田英寿 氏です。

現役時代のマスコミ嫌いのイメージが僕にはとても強く、長時間のインタビュー対談に出演して話していることがなんだかすごく特別に感じられ、なんとなく録画ボタンを押して視聴を始めました。

中田氏は、現在、日本酒や伝統工芸などの日本文化を広めるイベントやその情報発信する会社を起こしてビジネスを営んでいるのだそうです。

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※上記写真はイメージです。

このインタビュー番組の中で、「これまでの人生で環境が変わることに対する不安とか迷いはなかったのか?」と聞かれたことに対する中田氏の答えが、僕にとって最もこころを刺されたものでした。

そのコメントを録画から書き起こして引用したいと思います。

初めて映画をやるとか、初めて違う国の人と仕事をするとか、自分のやっている分野の中でも初めての環境っていろいろ出てきますよね。

僕の場合も21歳でイタリアに行きましたが、それを怖いと思って行きますか?、というのと同じことですね。

どの分野であろうが、違う環境に身を置くということはそういうこと。自分の常識は通じなくなる。でも通じる部分もある。僕はサッカーをやってきたけど、サッカーだけをやっていたわけではない。そこで学んだことは他の分野でも生きる。

僕は小さい頃からそうやってきたから怖いは思わないですよね。
 

“小さい頃からそうはやってきていない”僕には、中田氏にとっての、いや、おそらくは多くの人にとってのその “当たり前” が、残念ながら “当たり前” にはなっていないことに気づかされました。

 

ずいぶんと “出遅れてしまった” そんな僕が、新たな変化に踏み出して行くために一番必要なこととは、もはや理屈ではなく、「えーい、もうどうなってもいいわ。飛び込んでしまえ!」ぐらいが最適なのかもしれない。

それに加えて、「先が見えない=不安」、という、自分の中の “辞書登録”を、「先が見えない=ワクワク」上書きできるまで、何度も繰り返しクリックし続ける”ことも必要なのかもしれない。もしどうにも上書きできない時は、「先が見えない=不安」の下に②として追記でもいい。

 

“こころの中の笑顔の鳥”

ブログ断ち期間中、僕はこの動画を何度か視聴していました。

Official髭男dism - Laughter[Official Video] - YouTube

 

Official髭男dismの『Laughter』という曲です。

昨年の夏の長澤まさみさん主演の映画主題歌です。

この曲の存在を僕に教えてくれたのは、今春よりnoteにブログ運営の軸足を移し、自身の夢を叶えるために “今ここ” をがんばっていらっしゃる、まるこさん(id:nanosinoke) です😊

 

Laughter=ラフターとは 「誰のこころの中にもいる笑顔の鳥の名前」だそうで、この曲は、「夢の実現に向かって新しい世界に踏み出すまでのこころの中を描いた曲」だと、僕は理解しています。

以下に、特に感じるところのあった、2番の歌詞だけ引用させていただきますね。


『Laughter』

歌:Official髭男dism 作詞・作曲:藤原聡

本当の正しさってものを 風の強さに問い詰められて 行くべき道を逸れて 他の鳥の航路へ迷い込むこともある

乱気流の中でさざめく 光の粒を探して ほら たとえ紛い物だったとしても 自分にとっての正しさを創造してみるよ 大事にするよ

人格者ではなく 成功者でもなく いつでも今を誇れる人で在りたい そんな希望抱き 未来図を描き 手放さず生きていたいだけ

現実は見えますか? 保証はできますか?

YesもNoも言えずに答えに詰まっていた過去を 背に乗せたラフター 予想を覆した

ゴールや距離ではなくて 絶えず響いていた声こそが 孤独な夜にサーチライトにしてた あの光だった 今やっと気付いた
 

 

僕のこれまでの人生は、大きな変化が何度か「望んでいないのに突然やってきて」、その「突然やるハメになったこと」に顔色を変えながらも、  “なんとか乗り越えて” きています。そして、それらの経験は全て、今の幸せにつながっている、という確信も得てはいます。

だから、決して、“未知の世界” に無縁なわけではありません。

ただ僕には、うまくやれる確信のないところへ自分から飛び込んだ経験」というのが、ないように思うのです。

 

これから、自分としては “未知の世界” レベルと感じられることに “初めて自分の明確な意思で” 飛び込もうとしているのですが、それは、僕の “こころの中にいる鳥” が本来の笑顔になれるからなのか、それとも、理屈で考えた “思考” が決めたものなのか、あるいはどちらかのウェイトが高いのか、実は、自分でもはっきりと確信はできていません。

ただ、僕の中の “鳥” は、こんな風にささやいている気がしました。

「期間限定の人生の中に、“やるハメになったから仕方なく未知の世界へ” だけでなく、“自らの意思で飛び込んでみた未知の世界体験” もあると、“あぁ、あの時、思い切ってあの経験もしておいて良かったなぁ☺️”って、いつの日か人生を振り返った時に思えるような気がしない?」

 

それに、僕にはとても大切な これ もあります。

 

あらかじめ勝算を確信することができない、先が見通せないところに、わざわざ自分の意思で飛び込むことで、きっと「恥をかきまくり」「出来ない自分に何度も落胆する」感情を何度も経験することになるのかもしれません。

それでも。

“鳥” が言うように、そんな経験が、自分の「人生録」に少なくとも1ページぐらいはあってもいいじゃないか。

 

こんな気持ちになれたのは、長引く不自由なコロナ禍において、人生が有限であること、がしっかり感じられるようになったことも大きいように思います。

 

“やるハメになった” 未知の世界と、“自分の意思で飛び込んだ” 未知の世界での感じ方にはきっと違いがある気もするから、それを実際に確認してみたい。

そしてもちろん、今の僕が想像できる以上の、ワクワクが待っているかもしれない、っていう期待もあります🍀

 

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以上でブログ断ちの48日間の空白を埋める最後のピースのお話はおしまいです。

 

ブログ再開から1ヶ月余りが経ちました。

実は2週間ほど前に、今日の記事で書いた、「えーい、飛び込んでしまえ!」スタートボタンは押しました。

この “未知の世界チャレンジ” は、7月半ばからスタートし、最短だと来春がゴール(一区切り)です。

いわば “人生初体験” となるこの機会を、“今ここ”にちゃんと気持ちを置いて満喫することが最優先。

そして、その体験で得られることが、これからの人生のほんのりワクワクをもっと拡げることにつながる可能性を信じて、地にちゃんと足をつけて1日ずつ、と心してやっていくつもりでいます。

 

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