今年の5月、生まれて初めて大分県を訪れました。節目の休暇中に九州を一人で4泊5日で訪れるプランで、当初、大分県は予定していませんでした。昔、お世話になった会社の先輩が熊本県在住で、その先輩に熊本で会うことが決まったことを機に、そこからどんな旅程にして福岡に戻るか、って地図を見ながら考えているうちに、「バスで大分に行っちゃう?」って思いつき。大分で有名な観光地は、と調べてみたら、熊本から近い順に『湯布院』『別府』と。
「わ、湯布院😃 一生訪れる機会はないだろうなって思っていたけれど、今回、行こうと決めれば行けてしまうじゃないか✨」
ということで、もちろん湯布院、別府の両方とも訪れましたが^_−☆、今回の記事ではまず湯布院でのひとときをお届けします♪

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九州ひとり旅の初日は昼前に福岡空港に到着。
博多空港内のお店の店頭で、娘から遅い時間だと売り切れ必至と聞いていた和菓子を見つけ、何はともあれひとつ自分用に購入。

熊本へ向かう新幹線でもぐもぐタイム。



熊本でのメインイベントは、夜に予定している10年ぶりの先輩との再会、翌朝は早々に湯布院へGOというプランだったので、実はゆっくり熊本の街自体を巡れていません。でも限られた時間の中でできる限り動き回ってはいたので、そんなひとときにおける「思い出のフォト」を数枚アップしたいと思います^_^


路面電車、なんだか懐かしい。僕がまだ幼稚園の頃は、東京・銀座でも走っていた記憶があります。と書いてから調べてみたら、銀座を路面電車が走っていたのは1967年までとのこと。「あれ、だとすると記憶にはないはずだけどな...^^;」






翌朝は熊本駅から阿蘇経由で湯布院まで約4時間半のバスロード。観光バスではないのでひたすら乗っている感じです。エコノミー症候群にならないよう対策ソックスを履いての“命懸け”の横断です(笑)

山岳ロード風の景色の中を延々走る4時間半。写真を通じてお伝えしたいと思いますので、その「延々さ」をぜひ2倍速ぐらいのスクロールで感じていただけたらと🤭








































やっと到着〜〜@(・●・)@

やはり身軽で行動したいので、荷物を預かってもらうために、まず宿泊予定のホテルへ向かうことにしました。

「あ、こんなところにイオンが。」

昨年オープンしたばかりとのこと。低層ゆえ、景観を損ねている感じはないし、周囲にこんな規模のスーパーマーケットは他にない感じなので、きっと地元の人、そして観光客にとっても有り難い存在になっているんだろうなって思います。

ホテルまでの道を歩いていて左にずっと見えているのは『由布岳』です。
頂上が2つありますね👀 古くから信仰の山として崇められ、『古事記』や『万葉集』にもその名が記されているのだそうです。
ホテルに到着♪





昼食はホテルに隣接しているラーメン屋さんで🍜



大分ラーメン?湯布院ラーメン?今もよくわからないままなんですけど(笑)わからなくてもとってもおいしい濃厚ラーメンでした♪
腹ごしらえを終え、湯布院のメインストリートの散策に向けて出発🐾🐾



由布院駅を背にして。

湯布院のメインストリート『湯ノ坪街道』へ。




京都の嵐山や軽井沢の旧軽銀座を思い出させる雰囲気です^_^







特に買いたいものがあるわけでもなく、ただ歩いてても単調なので、「おじさんひとりで風変わりに見えてもかまわない、何か食べよう!」って決めて♪
まずはこちらのチーズケーキ。



テレビでも紹介されていたのを見ていたこともあって、このスイーツについては最初から「ぜひ食べたい!」って思っていたのでした٩(^‿^)۶


チーズケーキをミキサーにかけてシェイクしたらこんな感じになるのかな、って食感。出来立てでまだ温かったことと相まって“今だけ限定のふわとろ”を味わうことができました♪

続いてはこんな内装のお店♪


こちらは、、「何かもうひとつぐらい」が先にありきで、散策(リサーチ)していたところ目に留まり決めました。このお店で売っているのは......

彩り創作団子🍡😊
僕が選んだお団子はこちら✨

「やっぱり僕はあんこ好き✨」って再確認しながらとっても美味しくいただきました♪



🍡🍡🍡⛰️🍡🍡🍡
約1kmある湯ノ坪街道を抜けて、その先をしばらく進んでいくと、


『金鱗湖(きんりんこ)』と呼ばれる湖があります。


明治初期の儒学者・毛利空桑という人が、湖で泳ぐ魚の鱗が夕日で金色に輝くのを見て名付けたといわれているそうです。

湖に清水と温泉が流れ込んでいると言われていて、年間を通じて水温が高いため、冬の早朝には湖面から湯気が立ち上る幻想的な光景を見ることができるとのこと😊





静寂な美しさで素敵な場所でした☺️



湖岸の神社。


規模は小さいですが、昔からこの地をしっかり守護し続けているんだなって思わせる存在感がありました。

金鱗湖を外れて少し歩いたところに、京都にもあったこんなショップが٩(^‿^)۶

食べ物以外では唯一の自分のお土産。もう一膳はもちろん妻の分✨ 湯布院、ってどこにも書いてないけど(笑)

最短ルートで宿へ🐾🐾







宿に到着٩(^‿^)۶

チェックインを済ませて客室へ。

1人泊なのになんか贅沢。あえて指定したわけではなく、平日だったこともあってかこの部屋のプランしかなくて。贅沢な感想ですが、ひとりで泊まるには部屋が広すぎて実はちょっと寂しかったです...^^;
だけど窓からの景色は(曇ってるけど)最高✨✨

夕色までの時間はやっぱりまず温泉♨️
こちらの宿の温泉の写真は撮っていませんので、宿のホームページから拝借します。
展望大浴場


露天風呂



露天風呂の温度がぬるめ(39度ぐらいの体感)だったことと、平日でお客さんがあまりいなかったこともあり、ずっと貸切状態で長くお湯に入っていられたのが幸せでした☺️
♨️⛰️♨️
そして夕飯。こちらの宿は夕飯が「お弁当」なのです。

お弁当の名前は 『黒毛和牛焼肉御膳』。セールストークは「 精肉店が運営する宿だからこそ提供できる上質なお肉をふんだんに 使用したお弁当です♪」。
ドリンクはイオンで買ったこちら。部屋に透明のガラスコップがなかったのがちょっと残念。。。


さてこちらがお弁当のお品書き。

4ヶ月以上経ってしまい、どんな味だったを具体的に思い出せない失態^_^; せめて一品ずつご紹介します。
酢の物と前菜

胡麻豆腐銀餡がけ

季節野菜の焚き合わせ

魚の若狭焼

鶏の幽庵焼き

自家製焼き豚

出汁巻き玉子

海老と季節野菜の天麩羅

鶏飯

メインの品以外は以上です。
美味しかった👌!、けど、「ホテル内にある電子レンジを使って温めてからいただけば良かったなぁ」って、食べながら思いました。。。
そしてメインの一品。

品名は『黒毛和牛の焼肉』。美味しかったのですが、、、「うーーーん、これ、焼肉、なの、、」って思いがどんどん湧いてきて。この牛肉、地元のブランド牛なんですよ。。。

出来立てを食べてもらえないお弁当のメニューとして、一番美味しく食べてもらえるための選択がきっとこれなんでしょうけど、食べてても特別なお肉だと(僕には)全然わからなくて、なんかこの調理法ならイオン推奨のタスマニアビーフで充分同じ味が出せるんじゃないか、みたいな🙇♂️
冷たくなったふつうに美味しい肉じゃが、を食べてるような感じで、「なんかせっかく自慢のブランド牛を使ってるのにもったいない!」」って、気づけば僕はホテル側の企画担当者になっていました^^;

食事を終えて窓の外を見ると真っ暗でもう何も見えない^^;

翌日の天気予報は雨。「朝の窓から由布岳、見えるといいな...」って思いながら、健康ケアで食後3時間は確保した上で(笑)早々に消灯しました。
✨✨✨✨✨
翌朝。

小雨と霧だけどまだ何とか由布岳が見えます٩(^‿^)۶
何はともあれ朝食会場へ。

献立からいくつかご紹介。
大分の郷土料理「りゅうきゅう」

大分の郷土料理「団子汁」

特別なのかわからないけど「プリン」(笑) 
やっぱりこういう方がお弁当より旅の宿の食事らしくて安心する☺️
朝食を終えて会場を出てすぐのロビーで目に留まった観光推奨パネル。

『宇奈岐日女神社』
雨が少し強くなってきていましたが、チェックアウトまでまだ2時間ぐらいあったので、もう来ることはないかもしれないし、思い切って行ってみることにしました🐾☂️🐾

まっすぐ歩いて徒歩5分ぐらいで到着。

神社の御祭神は『宇奈岐日女(うなぐひめ)』。

かつて由布院の地は、湖だったという伝説も残っているそうです。この神社の御祭神となっている神様の宇奈岐日女が従者の大男に命じて山の一角を蹴破らせたところ、湖から水が流れ出て盆地となり、その水の流れは大分川に、そして湖に住んでいた龍の安住の地として前述の金鱗湖が残されたというお話だそうです。映像をイメージ、イメージ٩(^‿^)۶
さて、神社の参道を進み、

本殿へ。

早朝で雨ということもあって誰もいなくてホントにとっても静か。




大きな切り株が3つ並べて祀ってあります。

こちらの切り株は平成3年の台風で倒れてしまった御神木の切り株なんだそうです。





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宿に戻り部屋の窓からの景色。残念ながら由布岳の山頂はもう見えなくなっていました。。

2回目の温泉は朝食の前に済ませたし、もはや部屋にいてもすることがないので、もう部屋を出て、フロント前のロビーでゆっくりくつろぐことにしました。




窓際の椅子に座りながら窓の外を眺めて。
前日に続き、小庭にも出てみました。



お天気が良くないので屋内から窓を通して見る方がきれい、だったかなぁ。
チェックアウトの際にフロントで渡された“お気持ち”。


この宿のネットの口コミで、「会計後のあの飴は不要。」って結ばれたコメントがありました。その方はきっと、前夜の夕飯のお弁当の豊後牛で大きく期待を裏切られて、翌朝もまだ機嫌が直っていなかったのに違いない。🤭
さぁそろそろ宿を出発です。「焼肉とコップ🙏」以外はとっても満足ゆえ、星は5段階で4つ^_−☆

さよなら、宇奈岐日女。

さよなら、湯布院☺️

あいにくのお天気だけど、バスで別府に出発✨

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本日の記事の結びは、なんとなく、シティポップより前で歌謡曲よりは後の、そう、僕が中学生ぐらいの頃から数年の間で耳にしたジャンル;『ニューミュージック』から選びたくて、何の曲にしようかな、って考えていました。そんな時に、小田和正さんが先月で78歳を迎えたというネット記事を目にして。「小田さん、もう傘寿前なんだなぁ...」って思うやいなや、「よし、オフコースの曲から選ぼう!」って決まりました♪
緑色、風と光とあなた✨ うん、悪くないかも☺️