今日はあとひと月でお別れとなる愛車に乗って、信州•蓼科まで、最後のロングドライブの予定でした。
しかし、台風の日本列島横断予報の前に断念。断念と言っても9月に再(最終)チャレンジするつもりですが✊
それにしても、夏休み最後の思い出を計画していた人たちのがっかりを思うとせつなくなります。
昨日の帰宅時の最寄駅から自宅までの雨は、風はほとんど吹いてなかったものの、「雨量が多いなぁ(^^;」って感じさせる力強さがありました。
夜道を歩きながら思ったこと。
「傘って有り難いよなぁ。こんなにしっかり雨が降ってても、こんなシンプルな作りの傘をさしていることで、身体はほとんど濡れずにいられるんだもんなぁ。。傘を発明した人ってすごいな。」
思いがけず時間ができたので、傘についての話を記事にしようかなと思います。
🙋♂️なぜ?なぜ❓
傘についてささやかに気になることをいくつか思いついたので調べてみました。
①いつ誰が発明したの?
傘の起源は想像を超える古さで、 少なくとも今から約4000年前のエジプトやペルシャなどの彫刻画や壁画に傘を使用する様子が描かれているそうなので、発明時期はそれ以前であるようです。こんなはるか昔では正確な発明時期も発明者も特定できませんね。。日差しをさえぎるための日傘の用途限定で用いられていたようで、雨の時には使われていなかったみたいです。
②日本ではいつから使われているの?
飛鳥時代に百済から伝わったのが始まりとされているそうです。
飛鳥時代。昔々の歴史学習の記憶では、特にいつから始まるのかがよくわからないまま、「ま、いっか」とやり過ごしていたような。。あらためて調べてみると、 やはり時代区分には諸説あるという感じですが、 聖徳太子の叔母さんであり日本最初の女性天皇だったあの?!『推古天皇』の即位(西暦593年)ぐらいから平城京遷都{西暦710年)まで、というのが主流の見解のようです。
百済から伝わってきた傘は『きぬがさ』と言われる絹製の長傘だったそうで、和傘が誕生したのは100年以上後の平安時代、但し一部の特権階級のものだったそうです。和傘を雨の時に使用するようになったのは室町時代からのようですが、一般庶民にまで普及したのは和傘誕生からずいぶん後のことで、江戸時代の後半ぐらいだそうです。
雨に濡れないようにするって感覚、今は当たり前ですが、「 雨は有り難い自然の恵み、取り扱いにも手間がかかる和傘なんてわざわざ使わなくても、そのまま濡れとけばいい」っていうのが長い年月ずっと庶民の一般感覚だったとしてもおかしくなかったかもしれないな、って思います。
③日本の和傘って紙なのに雨で破けないの?
ところで、和傘って竹と和紙で作られていますよね。和紙は洋紙と比べて強度が高いそうですが、それでも所詮は紙、強い雨の時は破れてしまうんじゃないかって思います。調べてみたら、、、傘として機能するだけの十分な強度をキープするための施しがされていることがわかりました!
何種かの油が和紙の表面にコーティングされているんだそうです✨
しかし、そんな秘技が施されていても、どこかが破れてしまうと、布製の洋傘に比べてすぐ穴が大きくなりやすいというウィークポイントもあるそうです。きっと昔の人たちは、破れが生じないよう、現代よりもずっとずっと丁寧に傘を扱っていたのでしょうね。
🌂傘と僕。
社会人になってからの3年間ぐらいで、僕は傘を10本近く無くしています。無くした場所の大半は、圧倒的に通勤電車の中。次いでトイレ、でしょうか。あの頃は、折り畳み傘は小さくて使い勝手が悪い、という印象があって常に長傘でした。さしていない時は中途半端に荷物になって邪魔、だから立て掛けられる場所があるとすぐに手放して立て掛けてしまう。そしてそのまま忘れて立ち去る。
それでも雨が引き続き降っている時は、その後にまたすぐ使うという意識が頭の片隅にあるので、そうそう忘れることはないのです。無くすのは大概、雨予報なので念のため傘を持ってきたけど降らなかったのでそのまま持ち帰る日、並びに、朝昼と降っていたが帰りにはもう降っていないタイミングで傘を持ち帰る日。これにアルコールが入ってしまうと効果テキメンです。
その頃、会社の先輩に雑談がてら相談しました。
「どうしても傘を無くしてしまうんですよね、、」
先輩からのアドバイス。
「無くしてもいいような安い傘を使ってるからそうなるんだよ!これは無くせないぞって思えるぐらいの高価な傘を買ってみたらどうだ。」
高価な傘。。。。当時の僕の感覚として傘を買うために出す気になれる金額の上限は1万円、でした。「それ以上はもし無くしたらもったいない」「いやいや、無くさないために高価な傘を買うんだろう」という思考のせめぎ合いを経て、結局、9千円ぐらいの長傘を買ったような気がします。。。
その“高価な“傘、買ってから3ヶ月後も無くなっていませんでした。
「うん、無くさないことに慣れてきたかも♪」
って安心した翌月ぐらいにやはり無くなりました😂
数ヶ月前にアドバイスをくれた先輩に報告。
「安い傘よりは長い期間無くさなかったんですけど、やっぱり無くしてしまいました。。。」
先輩の一言。
「もうあきらめるんだな(苦笑)無くしてもいい安い傘にしとけ。」
それ以来、僕はかなり長いこと、透明のビニール傘でした。しかし、値段に関わらず、すぐ傘を無くしてしまうのは悔しいことなので、いつからか僕は、長傘を持って電車に乗る時は「とにかく手放さない」、吊り革につかまっている時は、ズボンの裾が濡れることもいとわず、ズボンのベルトに傘の柄を引っかけるようになりました。
これにより傘を無くすことは大幅に減りましたが、傘を手放して他のことを考え出すとやはり今でも危うい。生まれつき鳥🐤みたいな脳なのかもしれません(笑) だから手放してはいけない。
ちなみにこの「僕は手放すと危うい」の認識は、今はスマートフォンの扱いに大きく生かされています。実際、スマホでも、持ち始めの頃は何度かヒヤッとした出来事がありました。。だから外出時は、使い終わったら必ずカバン等の所定の場所に「都度」戻す。何か他のことをやり始める時はその辺に仮置きしないで必ず「先に」カバン等の所定の場所に戻す。
傘の話に戻ります。いつの日からか僕は、よほどの強風&大雨の時以外は長傘を持ち歩かない人になりました。その代わり、その日に持ち歩くバッグやポーチの中には、天候を問わず365日、100円ショップで買った吸水素材の袋に入れた折り畳みの傘が常備されています。数ヶ月前から通勤用のトートバッグに入っている折りたたみ傘は、晴雨兼用•軽量•自動開閉設計で、しっかりしていて使い勝手もよくお気に入りです♪
カルオート 折 60cmwaterfront-umbrella.com
今日の記事はここまでです(╹◡╹)やっぱり僕の場合、記事を仕上げるのに半日はかかってしまいます。花の写真盛りだくさんの記事になると余裕で1日以上かかってしまう。スマホで書いているから余計時間がかかるのでしょうが、スマホじゃないと記事に100枚以上も写真を貼る気にはなれません(笑)
ちょっと大袈裟に書くと、「楽しい創作時間ではあるけれど、“限られた人生時間”をちゃんと意識した上でメリハリつけて続けていった方がいいな」ってあらためて思います☺️
今日の記事の結びは、ちょっと昔の“とっても優しい情景を感じる一曲”をセレクトしました。僕が関西で仕事をしていた最後の年に発売された曲です。「最強の台風予報」報道に心揺さぶられがちな日が続いていますけど、雨を題材にしたこんな一曲で気持ちを優しくゆるめていただけたらいいなって思います♪
youtu.be
次の投稿はちょっと間が空きますが10月の予定です!