このタイトルをご覧になった大半の方はきっと、今日の記事の結びの一曲は「あれだな」って思われたのではないですか....?
それはたぶん、当たり です!笑
3月末に、ふと思い立って一泊2日のひとり旅に行ってきました。昨年の京都センチメンタルジャーニーを以てひとり旅はおしまい、みたいな雰囲気を醸し出していたくせに(^^;
この一人旅のほんのりワクワクのお話は追ってまたゆっくり、と書こうと思いますが、今日の記事は、その“番外編”として、その旅の中で印象に残った“小さな事件”のことを先出ししたいと思います。
思い過ごし。
似た言葉、いくつかありますね。
思い違い、思いこみ・・・・
意味にどんな違いがあるのか、調べてみました。
①「思い過ごし」の意味
余計なことまで考えること。
②「思い違い」の意味
勘違い。
③「思いこみ」の意味
深く信じ込むこと。
調べてみての感想は・・・意味が重なってるし、相関もある感じ。この記事では、もうどれも同じ意味、ということで、、起承転結で綴って参ります♪
起:事件発生!
宿泊したホテルの部屋で、天井の換気口のようなところから発され続ける音がうるさくて、何度も何度も目覚めて朝を迎えました😭
承:誰のせい?
「ホテルの設備メンテナンスがいいかげん💢」
そう確信した理由はいくつもありました。
①チェックイン時、受付の方が不慣れなのか、一組の手続きに10分近く要していて、なかなか進まない。部屋の奥に何人か社員はいそうなのに、受付の窓口対応者を増やさない。
②宿泊するのは一階の部屋。入って唖然。窓の外はすぐホテルの駐車場。見られて困るものもないとはいえ、部屋の電気をつける際にはカーテンを閉め切らないとなんか落ち着かない。
そしてこれにもびっくり。
「これ、直す予定あるの?😵」
③夕飯会場の入口に、「お部屋毎にお席は決まっています」と記載されたホワイトボードには机のレイアウト図が。そこには部屋番号が書かれているのですが、何度見返しても僕の部屋番号がない。
配膳係の方に声をかけて、「私の部屋番号、ないんですけど、、ない、ですよね、、?」と問うと、「あっ、ない、ですね、、ちょっと待っててくださいね!」と言葉を残して部屋の奥へ。
数時間の間に、上記の①②③が立て続けに起こったことで、チェックインして入室した時からずっと鳴り続けていた異音の原因は絶対に「ホテルの不備!」って、もう何の疑いもなく思っていました。
就寝直前、あまりに気になるのでフロントへ。
「すいません、部屋の天井からの音がうるさすぎてとても眠れそうにないのですが。。。」
「空調というか換気扇っていうか、何の音だかよくわからないんですけど、チェックイン後部屋に入った時からずっとしていた音で。。」
フロントの社員さんの返答。
「お泊りいただいている部屋は、今までそのような不具合のお話はいただいたことがないのですが、、上階の換気扇を切ってみるので、それで様子を見てみていただけますか?」
部屋に戻ってベットに入り目をつぶってみる。
「やっぱりこれはひどいな。部屋に来てもらって直接この音を聞いてもらおう。」
再びフロントへ。
すでにロビーの照明は消えており、フロントにはこんな掲示が。
“大変申し訳ございませんが、大浴場の清掃に入るためしばらく留守となります。お急ぎの用事の方はお手数をおかけしますが、大浴場までお越しいただきお声がけ下さい。”
もうあきらめて部屋に戻ったのでした。
転:ワン、ツー。
翌朝、歯を磨こうと浴室に入ろうとした時、扉の横に設置してあるスイッチがオンになっていることに気づく。
「えっ?換気扇オンだったの?もしかしたらオフにしたら異音は消える?」
そう思いながら息を殺してスイッチをオフに。
当初の音の70%ぐらいまで音は小さくなった気がしましたが、まだまだ十分に気になる音量。
さてその30分後。
荷物をまとめて部屋を出る前の最終確認。
「忘れ物。なし👌」
「さぁ、最後に部屋の電気の確認!」
「ん?👀」
一番下のスイッチ。
オフにしてみる。
異音が、、、見事に停止......
結:心の平和。
「はー、このスイッチにもっと早くに気づいていれば、昨夜はもう少しまともに眠れてたのに、、」
チェックアウトの時のフロントでの会話。
「昨夜の天井からの音の件なんですが・・・」
「あっ、どうでしたか?」
「やはり音は消えず、昨夜はあまり眠れなかったのですが、、結論から申し上げると、私が気づけなかった、という話になります。」
「??」
「部屋の中に2つ、換気扇?のスイッチがありますよね。ひとつは浴室、そしてもうひとつは部屋全体用です。部屋の玄関、洋室、そしてその換気扇?のスイッチが壁に縦に3つ並んでますよね? 部屋を出る最後にそのスイッチがあることに気づき、オフにしてみたら、見事に異音が止まりました。。」
「部屋の換気扇、のスイッチ、ですか、、?」
「はい。で、もう私はいいんですけど、今後、宿泊される方のためにぜひお願いがあります。私みたいにその異音の原因が何なのかわからないまま一夜を我慢して過ごされる方、特に年配のお客様とかにはいらっしゃるかもしれないので、チェックイン時の館内説明では、“状況によっては清掃時に部屋の換気扇のスイッチを入れたままにしておくことがあるので、もしそれによる音が気になる場合はスイッチを切ってください” とお話しいただけると助かる方がいらっしゃるかもしれません。お伝えしておきますね。」
フロントの社員さんの返答。
「今日、設備の担当者が来るので、話してみます!」
思い返してみると、「ちゃんと伝わったのかなぁ」って感じもしますが😅、でも、僕が気づけていれば対応できていた不具合だったことになんだかホッとした気持ちと、もしかしたらこれがきっかけで今後あの部屋に泊まる人が気持ちよく過ごせることにつながるかもしれない、って思いも湧いてきて、なんだか心の平和が訪れてきたような、そんなスッキリした軽やかな気持ちになれたのでした☺️
「部屋のスイッチ、なんでもっと早く気づけないのかなー😓」とは思いますが。。。。。。
教訓。
思い過ごしは、誰かから無理やり強いられているわけではなく、自分がそうすることを選択している。不愉快が湧いてくることをわかっていながら、あえて「自分の意思」でその“行為”をしているのです。その思い過ごしを止めて、「もしかしたら自分で簡単に解決できるのかも」って部屋の中をもう少し調べていたら。
この思い過ごしはまさに、、、故意 だ!
そう、思い過ごしも故意のうち!
さて、お待たせしました。笑
今日の記事の結びは、こちらの名曲を、YouTuberさんからお借りします٩(^‿^)۶
「この曲、こんなにかっこいいベースラインだったんだなぁ✨」って今回初めて気づきました♪
「どうせなら、一瞬でも心がワクワクするような思い過ごしにしときなよ!😄」って、若き日の桑田さんに言われてるな、これ。