“緑色”的な僕のほんのりワクワクblog

ほんのりワクワクがたくさんの毎日を♪

「いそがしい」の最中でめぐる思い

こんばんは ♪

この3連休の土、日と休日仕事。こんな感じがあと1週間半ぐらい続きそうなので、今日は「とりあえず一旦、仕事を切ろう!」と思い、“大切な家族仕事” を時折しつつ会社仕事は封印した1日を過ごしました^ ^

 

午前中は氏神様の神社へ、先日まで家のドアに飾っていたしめ縄飾りを納めに行くことを主目的に、1時間ばかりぶらっと散歩に出ました。昨日は一歩も外に出なかったこともあり、なんだか解放感がありました ♪

 

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日本海側にお住まいの方からすると東京の今日の体感なんてもしかしたら「こんなのまだあったかい方だよ〜」だとは思うのですが、、結構冷たい空気でした(><)  

早咲きの梅の姿は、澄んだ冷たい空気にマッチしている感じがしますね。

 

 

この色のコントラストは、なんだか心がほんのりする感じで好きです♬

 

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神社に着くと、振袖姿の女性が4人並んで、向かいで同じように並んでカメラを構えるのはきっとそれぞれのお母さんなのかな、ちょうど記念撮影をしているところでした(╹◡╹)

今週末に大学入学共通テストを控える僕の娘より2学年上の世代。そもそも我が家は愛娘2人なので、こういう光景を目にするとやっぱり、

「みんなのこれからの人生が幸せにあふれますように。」

っていう、静かであたたかい感情が自然と湧いてきます。

 

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さて、どうしてこんなにずっといそがしいんだろう。。

僕は会社キャリア30年超えですし、休日仕事をしないと仕事が回らないことはさすがにもう近年は滅多にありません。そんな僕が、先月は2日ほど休日仕事、大晦日は紅白歌合戦を観ながらリビングでPCに向かって1月の月間業務の段取りスケジューリング、、そして、今月は仕事始め後最初の週末から2日連続で休日仕事。もしかしたら今度の土曜日にもう1回休日仕事になりそうな最中にいます、、

僕は、会社で、「明るく元気にワクワク働きながら目標達成に邁進できる職場づくり」っていうスローガンの旗振り役をしています。世の中で言われるところの『働き方改革』路線ですね。

それを実現するためのポイントの1つとして強調してきたのが、「限られた時間内で仕事の密度を上げる働き方」で、具体的には「時間を積み重ねる働き方ではなく、無駄を省きつつ事前に決めた時間内で働くための段取りを組む働き方へのシフト」なんです。

そんな僕が、先月、今月と、会社のみんなに言っていることと逆行しているような働き方になってしまっているのは、「説得力薄れてるよね、、、みなさんごめんなさい。。」って感じにあります。。

 

なんでこんな事態にはまってしまっているのか。

 

まず12月

例年にはない大きく特別な仕事がありました。その案件の社内決裁手続きが想定外に難航したことも理由です。

加えてもうひとつ自覚があります。ブログ運営のことで悩んでしまったことによるオンタイム時の集中力低下で、僕自身の“生産性”が本来の70%ぐらいまで低下してしまっていたと思います。

会社には言えないけど、「個人の事情でパフォーマンス低下してしまいごめんなさい!」です。。

今回の記事、ここまで「いそがしい」って、あえて平仮名で書いてきていますけど、先月は思いがけずペースが狂って、気づけばちょっとだけ “心を亡くしかけた”ような、忙しい1ケ月だったように思います。

でも1月は。

大晦日に段取りも組んだし、、まぁなんとか “平常運転” に戻せるだろう、って思って仕事を始めたのですが、、、なぜか今このありさま(O_O)

 

理由を考えました。

っていうか、仕事始めから3日目ぐらいに気づきました。。。

 

その理由は、、

「1月は会社の本決算対応月。1年間の最繁忙期なので、例年、前月である12月にそのための事前の準備をして1月に臨んでいたのが、今年は12月が繁忙でその準備が全くできなかった結果、1月に一から全部やる羽目に陥ってしまっている。」

 

「12月がそうなってしまったんだから1月もまぁそうなるよね〜」って話ですね。

“心を亡くしかける”体験が終わって即、年末年始休暇に入ってスイッチオフしたこともあって、大晦日に1月の段取りスケジュールを考えてる時も心は半分紅白でオフスイッチモードだったんで^^;、「そりゃそうだよね」ってことに気づけませんでした。

当然、誰のせいでもなく、あと1週間余り、やる必要のあることを、心を亡くさないようにだけは気をつけて、ある意味淡々とやっていくしかないよな、って思っています。

 

「いそがしい」と「忙しい」

好んで「いそがしかった」あの頃

昔の話を書きます。

僕は会社キャリアの前半を、好んで長時間労働を行うことで、自分のキャリアを切り拓いてきました。約10年前に自ら手を挙げて “出世街道” から降ろしてもらうまでは、“社内競争”における “星数” もLOSEよりはWINの方が多かったんじゃないかって思っています。

その勝負における僕の主要な武器の1つが「長時間労働」でした。人が働いていない時間を使って人より多い時間を働くことで能力の差に追いつき、あわよくば追い越すこと。みんなが働いていない時間だから僕が働いた分は丸々僕のアドバンテージになるという安心感。この長時間労働をベースにして、他の人よりあれこれ(時に余計なことも含め)気づく自分の気質を生かして一定の成果につなげてきたというのが会社キャリア前半の僕のスタイルでした。

独身時代は、23時までオフィスで残業してから、先輩や同僚とカラオケに行って2時間歌った後、カプセルホテルの食堂で深夜1時過ぎから夕飯(それも肉野菜炒め定食+納豆+ビール中ジョッキとかです。。)を食べてそのまま宿泊、なんてことを週3回ぐらいやっていたこともあります(><)。

当時は若かったんで、そんな働き方をしててもただちょっと眠いってだけでしたけど、今そんなことを1回でもやったら即リズムが崩れてしまって命が危ないでしょうね。。。

当時の長時間労働では、「大変だ、大変だ」、「仕事が終わらない、どうしよう」とか「連日残業でしんどい」とか言ってはいたと思いますし、人間関係の悩みに直面していた時期は身体よりメンタルがきつかったことはありましたけど、自身で望んで選択していたスタイルだったので、むしろ長時間労働のおかげで『忙しい』を回避できていたのかもしれません。

「忙しい」ことの本当の怖さを知った時

会社キャリアの後半のスタートで、僕はそれまでのマーケティング部門から、全く経験のない人事部門に人事異動になりました。

僕の勤める会社は総じて “とてもホワイト”な社風の会社だと思っていますし、“隠れへなちょこ” な僕が同じ会社で30年以上働けているのも今の会社に入社したおかげだと運命に感謝もしています。

ただ、僕が異動で転入した時のその部署は、その10年以上前にそこでリーダーを務めていた人が築いた、強烈な働き方の仕組みゆえに、所属する人の全てが1年中切れ目なく、睡眠時間以外は働き続けることが暗黙の了解になっている感じの、僕からすると驚愕の組織でした。

特に男性はみんないつも不機嫌に仕事をしていました。

忘れられない出来事。

チームのミーティングで、みんなで手帳を開きながら、休日出勤の応援依頼を、相手の都合は関係なしに有無を言わさずボンボン入れ合うんです。「断ったらただではおかないからな」みたいな凄みをきかせて。

その当時、僕は、その約2ヶ月前に下の娘が生まれたばかりでした。あっという間に埋まってしまった手帳の当月と次月の休日の応援予定を目にした時、僕は入社して初めて、言葉に出来ない悲しさを感じました。

 

「仕事って一体何のためにしてるんだろう。」

 

「この職場で長時間を前提とした働き方をしても、もはや自分の武器には全くならないし、僕の器量・技量ではむしろ自分の人生を壊すだけにしかならない。」

 

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気づき

“驚愕の組織体験” も思い返す時、あらためてこんな風に思います。

 

いそがしい → 自分でコントロールできる状態

忙しい   → 自分でコントロールできない状態

 

その根底にあるのは、「安心を感じる」「不安を感じる」の違いかもしれません。

 

“驚愕の組織体験”は、当時は本当に嫌だったですけど、「自分が本当に望む幸せって何なのか」ってことを考える転機になりました。

それにこの時に思いがけず得たキャリアが、現在の職場で今なおやりがいを持って働けていることにつながっているのです。長い目で見れば、自分に起きることってちゃんと自分の幸せにつながるようにできているんだな、って思っています(╹◡╹)

ちなみに、“驚愕の組織”は、もともと会社自体の社風ではないので、すでに改善が図られ、今は本来の平和が戻っているようです🍀

 

心の中から悩みを追い出すには

このフレーズは、以下の書籍の中にある1テーマです。

道は開ける 文庫版

道は開ける 文庫版

 

文庫本の発売は最近ですけど、原本はたぶん80年ぐらい前に書かれていますね。

僕は、D・カーネギーさんの『人を動かす』も、この『道は開ける』も、どちらも好きな自己啓発書ではあるのですが、しかし、『道は開ける』の中の「心の中から悩みを追い出すには」という項に書かれている、“悩みの習慣を断ち切る第一の鉄則” には、ここまで書いてきた自身の経験もあって、今の僕には諸手を挙げて「まさにおっしゃる通り!」とは言い切れないものがあったりします。

 

その鉄則とはこちらです。

忙しい状態でいること。悩みを抱えた人間は、絶望感に打ち負けないために、身を粉にして活動しなければならない。

引用:『道は開ける』D・カーネギー著【文庫版】(創元社刊)91ページより 

 

この鉄則は、時に、都合の良いように、あるいは誤解されて解釈されて、昭和から平成にかけての長時間労働を肯定するマネジメントの拠り所にされてきたりしてたんじゃないかなぁ、、って思ってしまいます。

全てのケース、あらゆる資質の全ての人に必ず当てはまるわけではないのではないかな、って感じてしまうんです。

 

初の4,000字超。。

次回の記事投稿が、最長1週間後ぐらいになってしまうかも、って思いながら書いていたら、いつもの僕の記事の2回分ぐらいのボリュームになってしまいました^^;  

皆さんがほぼ連日投稿されているのを見ると、「そろそろ書きたいな・・」って思いが度々湧いてくる今日この頃ではありますが、季節柄、そしてコロナ情勢柄、免疫を落とさないことを大前提に、あと1週間余り、心身のスタミナ配分は、会社での “いそがしい仕事” に一区切りつけることを優先で行こうかなって思っています(╹◡╹)

 

体温が1度下がると免疫力は4割近く低下して、体温が1度上がると5〜6倍も免疫力が上がるらしいです ♪

身体を冷やさないよう気をつけながら、健康値の範囲内で少しでも体温を上げられるような生活をしていきたいですね!

 

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