「輝かしく」。
この花言葉を持つ花がこちらです。
『冬薔薇』です^^
ほんの5日ほど前に、路面電車が走る線路沿いでこんな感じで元気に咲いていました♪
「こんな冬にバラが咲くんだ・・」と少し驚きましたが、きっと今年最後に“出逢った”花がバラであったことがなんだか得したような気分になれました^^
話を冒頭の花言葉に戻します。
「輝かしく」。
冬薔薇のこの花言葉の由来は、冬の冷たい北風にも負けることなく誇り高く咲く凛とした花の姿から来ているようです。
冬の冷たい北風にも負けることなく誇り高く凛と。
ここから少し章立てて書いて参ります。
✍️この2ヶ月の僕。
夏に飛び込んだ新しい変化には変わらず自分なりに懸命に取り組んでいましたが、それとは別のことで、胸とみぞおちの間のあたりにどんよりした重いものが留まり続けるような“苦悩”を久しぶりに体験した11月でした。
その悩みがなんとか解決したと思ったら、その次は、来年からの想定外の環境変化を知り、そのための準備に少し心揺らしながら時間に追われる師走。
その最中にも “うまくいかない小さな失敗” が数々起こり、気づけば僕が最近とてもよく口に出している独り言がこれになっていることに気づきました。
「なんでこんなことが起こるんだよ!😫」
「なんでこんなことやっちゃうんだよ!😖」
そんな独り言を発すれば発するほど、面白いほどにその独り言にマッチする経験が何度も起こる、この世は不思議な世界。
🗓1月のスケジューリング。
しっかり段取りを組んで見える化することで安心しようって思いました。
だから、仕事納めだった一昨日、帰宅後、在宅で勤務を再開し、1月の月間の仕事のスケジューリングをしました。
それでわかったこと。
この年末年始休日も含め、来月も休日を使って働かないと期日通りに自分が“常識”とするレベルで仕事を完遂することはできそうにない。
昨夜は、こんな嘆きの独り言が口からこぼれました。
「ダメだ!無理だよ、平日だけではどうにも終わらないじゃん!休日だって外せないプライベートの予定がしっかり入ってるのに、もういつやればいいんだよ・・。」
🚕12月30日。
それでも、年末年始休日初日は、「一旦流れを切ろう」って思いました。だからとにかく仕事はしないと決めて。
朝から車の洗車をして、昼前に、夏からスタートしているチャレンジに関することをやり、そして昼下がりからは独りで車でスーパーへ年末年始の買い物に。
車を運転しながら浮かんできたこと。
「望まない忙しい状態が続くとなんでこんなに不幸せな気持ちで一杯になるんだろう。」
でも、そういう僕だって僕は “知ってる” から、思い返せばこれまでの人生、不安を察知するとそれを一刻も早く排除することを最優先にする心の使い方で生きてきました。そう、まるで、“ウィルス駆除ソフト”のように。
その“ウィルス”が早期に“駆除”できた時はまだいい。しかし、なかなか駆除できない時、その間、僕の心の半分は、「今ここ」ではないどこか “よその世界” に行ってしまっているような気がします。そのせいで、「今ここ」でもっと感じることができたはずの幸せの機会も、きっとずいぶんたくさん損失してきているのだろうって思います。もったいない。
🤔妄想優先の人生?
この夏に出逢った異業種の“同志”の男性のことを、ふと思い出しました。
彼は、つい先月、(感染防止対策は万全の)外食施設で(マスク会食を徹底しながら)終電近くまで楽しみ、帰宅して就寝したのが深夜2時半。2時間半睡眠で5時に起床してゴルフへ出掛けました。
彼は僕と同世代。20代の頃のように無理のきく身体ではないと思います。僕なら、もし翌早朝から出発のゴルフの予定が入っていたら、そもそも前日の夜にそのような予定は入れません。入れたとしても早々に帰宅して翌日に備えます。でも彼は、前日の夜を心行くまで「まず楽しみきって」、そして翌朝からのゴルフも大いに満喫したのです。
その話を聞いた時、僕は彼に尋ねました。
「そういう時、次の日のことが気になって楽しめなかったりとかしませんか?」
彼は一言。
「いや、私はないですね。(しんちゃさんは)気になりますか?」
僕の返答はもちろん、「ええ、私は気になってしまってダメですね。。」
彼からは一言、「あぁ、気になりますか・・」
そんな彼のことを思い出した時、僕は思いました。
「もしかしたら、世の中の多くの人って、先の心配をして憂ったり備えたりするよりも、今目の前に確実にあることをまず楽しもう、って生きているのかもしれないなぁ・・」
不安ってなんだろう?
実際にはまだ起きていない、言うなれば自分の推測、実際は起きないかもしれない、ともすれば「妄想」。
一方、「今ここを楽しむ」こととは、リアル時間での実行動が伴った「実在の経験」。
人生は有限。「妄想に大半の時間を使う人生」、「今ここをまず楽しむ人生」。「あなたはどちらを選びますか?」って問われたら、僕だって、後者を選ぶ。それなのに実際の生き方は前者の方が多いように思うのです。
こんなふうに書くと、これまでの人生を不幸に思っているように読めてしまうかもしれませんね^^;
こんなふうだというのに、もし「あなたの人生は幸せですか?」と問われれば、実は迷わず「はい!」と答えられます。そんな僕は間違いなくものすごく幸運なのだと思いますm(._.)m
🌹冬薔薇のように。
冬薔薇の花言葉、「輝かしく」。
冬の冷たい北風にも負けることなく誇り高く凛と。
冬薔薇はきっと北風に「負けない」のではなく、その存在をありのままに認めながらもそれに影響されずに自分の望むがままに今を生きているのだと思います。
社会で生きていく上で、先を予測して必要に応じてそれに備えることは有効だし、それは僕の強みと言える個性的スキル。だからそれを手放すつもりはないけれど、でも、時にそれが延々続く妄想になってしまい、今目の前のささやかな幸せを味わう機会を無意識に放棄してしまう “世にも不思議な生き方” はもういい加減やめにしたい。
少なくとも来春までは時間的にとても忙しい毎日は続きそうだけど、それはそれとしてありのまま認めながらも、だからといって目の前の今を楽しむことを自動放棄しないこと、できることなら、やる羽目になった「いそがしさ」が「忙しさ」とならないよう、積極的にその中に楽しさを見い出そうと試みること。どうしても妄想してしまうなら、もうその妄想すらせめて楽しんでやれたい。
「環境の変化に心を右往左往させることより、まず今ここを楽しむことを大切にする」を良しとする自分。そんな“輝かしさ”を養っていきたい、2021年の終わりにそう思っている自分がいます。
🍀年納めのご挨拶。
2021年もあと少しですね。
『経験』というのは、「事柄・出来事」だけでなく「それに対する自分の気持ち・考え」の両方で創られているものだそうです。
そうだとするなら、2022年は、自分の外側でどんなことが起きるにしても、自分の気持ちや考えを自分が心地よく幸せに感じられるものに変えられた分だけ、自分にとって良い経験が増やせるはず。
そう信じて新しい年を迎えたいと思います。
皆さまも良いお年をお迎えください(╹◡╹)