こんにちは♪
今日の記事の登場人物ならぬ “登場植物” は、3人ならぬ、3植(とは言いませんね)です😊
記事内容のトーンとしては、アップダウンして → 上がって → 上がったところで “✊”、みたいな感じになりそうです。
ひとつめの花
◾️この花、ご存知ですか?
花を意識した散歩をするようになってから、その可憐なオレンジと、あちらこちらでとてもよく目にするありふれた感が少しずつ気になっていたこの花。
先日、アプリで検索して、ついにその正体!?を知りました!
この花の名前は『ナガミヒナゲシ』。
「えっ!ひなげし!!」
僕はびっくりしました🤭
ひなげしの花がどんな花なのかを知らなかった僕は、「この花が、昔々のその昔、アグネス・チャンが歌っていた、『ひなげしの花』のひなげしだったの??」って思ったからです。
子供の頃、アグネス・チャンのイメージをなぜか黄色に感じていた僕は、ひなげしの花もきっと黄色いんだろう、って何十年も思っていたので、「なんとオレンジだったとは・・・」という感嘆と相まって、自分の現実にひなげしが登場したことにほんのりワクワクも高まったのでした ♪
アグネスさんの『ひなげしの花』、せっかく思い出したので、歌詞の一番だけ(笑)、引用したいと思います^ ^
「ひなげしの花」
歌:アグネス・チャン
作詞:山上路夫 作曲:森田公一
丘の上ひなげしの花で
占うのあの人の心
今日もひとり
来る来ない帰らない帰る
あの人はいないのよ遠い
街に行ったの
愛のおもいは胸にあふれそうよ
愛の涙は今日もこぼれそうよ
こんなに身近にいた、可憐なオレンジのひなげしの花。僕の中で『ナガミヒナゲシ』のイメージは一気に好感度急上昇したのでした♬
◾️その数日後。
この『ナガミヒナゲシ』について、ふと気になることが芽生えてきたんです。
まずはこちらの写真をご覧ください。
僕の口からこんなつぶやきが出ました。
「それにしても雑草のようなすさまじい繁殖力。丘の上で、来る来ない帰らない帰るの花占いをする花にしてはちょっといろんなところでたくましく咲きすぎてはいないかね・・」
僕は、『ナガミヒナゲシ』のことをもっと詳しくネットで調べてみることにしました。
◾️驚きの新事実!!
なんと、『ナガミヒナゲシ』は、こんな風に注意喚起されている花だったんです。
「希少植物を脅かす外来種😵」
この花のプロフィールを紹介します。
- 地中海沿岸地域からの外来種。観賞用に輸入されたわけではなく、おそらくは輸入作物にその種子が混じって日本にやってきた。
- 1961年に東京都世田谷区で初めて発見された。
- 一株にできる種の数はなんと約16万粒。
関東地方から瀬戸内海沿岸地方を中心に、日本全国へ生育範囲を拡げている。 - 道路沿いに群生するのは、車のタイヤや人の靴に運ばれて種が移動するから。
それでも、以上のプロフィールで終わりなら、「地中海沿岸からやってきて、よく日本の気候に適応したね!」ってむしろ褒められてもいいかもしれない存在なのですが、この花、「うーーーん・・・」って思わず唸らせる凄みがあるんです。
それはこちらの2点。
- その強い生命力によって、そばに生えている草花の光合成を阻害する。
- 他の植物の生育を阻害する物質を放出する性質が非常に強い。
◾️現実の一転後、強烈な右フック!
ヒナゲシには、この『ナガミヒナゲシ』とは別に、『ヒナゲシ』と呼ばれる種もあり、これら総称としての『ヒナゲシ』という括り方もされるようなので、アグネスさんの歌のひなげしが、果たして『ナガミヒナゲシ』だったのか、そうではなかったのかはわからないのですが、、、
少なくとも言えることは、
僕の中での『ナガミヒナゲシ』に対するイメージが、ポジティブからネガティブに、あっという間に一転してしまった、ということなのです。
事実は、自分がその事実を見る時の “フィルター” を通じて解釈され、自分の“現実”になる。
ポジティブを感じていた時の “フィルター” は、
「超懐かしの『ひなげしの花』」
「丘の上での恋占いの花」
ネガティブに一転した時の “フィルター” は、
「なんだか不気味な繁殖力の、破壊的な外来種」
そしてここでふと気づいてしまったことがあったのです。
それは、「こんな風に僕は、日常の大小の出来事に対しても、その時に生じた“フィルター”によって、その出来事のイメージをボジティブからネガティブに一転させてそれを絶対的事実かのようにレッテル化してしまっていることが、これまでの人生にきっと何度もあるのだろう」ってことなんです。
「君は右か左のどっちかを選ぶことしかできないのかよ👊」
『ナガミヒナゲシ』に、不意打ちのフックをお見舞いされた感じです。
ふたつめの花
◾️この花、ご存知ですか?
こちらは、『ニッコウキスゲ』っていう高原で咲く花です。名前は限定な感じですけど全国区の花ですよね?
実は、東京都のある一角限定で、低地に咲く “ニッコウキスゲ” が群生する場所があるんです!
先日、そこへ行ってきましたのでご紹介したいと思います^ ^
◾️その場所の名前は『浅間山』
この山の標高は・・・約80メートル!
せんげん山と読みます。東京都府中市にある『せんげん山公園』という都立公園の中に、その山はあります。
公園の印象は、“森林浴公園”ですね♪
この公園の何箇所かにその “ニッコウキスゲ” は群生しています。例年だとこの日ぐらいが見頃らしいのですが、今年は前倒しになったようで、残念ながら群生というよりは“まばら”ではありました。。
しかし、ちゃんと出逢えましたからご紹介したいと思います(╹◡╹)
正式名称は、『ムサシノキスゲ』と言います😊
あの『ニッコウキスゲ』が温暖な低地に適応した変種、だそうです。
この『ムサシノキスゲ』は、東京都が指定する、「絶滅危惧種」です。ここにしか咲かないこの花を守るために、地域の人が地道な保護活動を懸命に続けているのだそうです。
地域の人が懸命に保護活動を続ける希少種の花。
この“フィルター”は、もちろん僕の現実を、ポジティブなものとしてくれました。
「来年はぜひ開花ピークの時に来たいな♬」
みっつめの花
◾️この花、ご存知ですか?
『マルバシャリンバイ』っていうんです。
もちろん、この日初めて知りました。
漢字で書くと「丸葉」「車輪」「梅」。
『シャリンバイ』という種があるそうなのですが、それよりも葉が丸みを帯びていて、葉が車輪のように中央に集まっており、梅に似た花を咲かせるところからこの名前になったそうです。
町のボランティアさんがいつもメンテナンスしてくださっている、自宅から駅までの道にある花壇に、最近植えられた花です。
この花の花言葉は「そよ風の心地よさ♪」なんです^ ^
この日の午前中に行ったせんげん山公園で吹いていたきれいな風を思い出しました☺️
花言葉というフィルターが創ってくれたポジティブな現実のおかげで、この日の散歩を気持ちよく終えることができました(╹◡╹)
“フィルター”がないと現実は創れない。
おそらくこれは人間の“真理”なのだという感じがします。フィルターなしで自分の現実を創れる人などいないのでしょう。
そして、そのフィルターには、唯一絶対的に正しいものなどはそうそうなく、同時に、どれも一部分としては正しいことがほとんどなのでしょう。
だから、
これからの多様性の時代を柔軟に楽しく生きていくためにも、あらためて下記のことを忘れないように注意しなくては、って思いました。
「『絶対に自分は正しい!間違ってなどいない!』って、自分の考えや思いを強く握りしめないこと」
これからは、この花を目にするたびに、このことを思い出させてもらおうと思います✊
※今回はスマホのメモで下書きが書けていたので、本日のこの奇跡的?!なタイミングでの投稿ができました。 次回のブログアクセスは5月8日(土)になります。それまでの間、“お留守”にさせていただきますこと、どうかご容赦ください。