“緑色”的な僕のほんのりワクワクblog

ほんのりワクワクがたくさんの毎日を♪

第193話『夏の災い転じて。』

このブログの記事、公開されているのは189記事ですが、下書きに戻している記事が3記事あるので、今日の記事は、実質193記事目になります。

タイトルの“夏の災い”とは、前回、記事として投稿した通り「コロナ感染」です。

しかし、タイトルの後半に続く通り、今日の記事を機に、“転じます”。

『緑色“的な僕のほんのりワクワクblog』の“最終章”の始まりかも、って思いながら記事を書きます。

f:id:wakuwakushincha:20230903200322j:image

 

僕が罹ったコロナ。

事実だけを書いていきます。

  1. 最高発熱39.3℃
  2. カロナール:解熱効果絶大(でびっくり)
  3. 発熱37.0未満に下がった日:発症3日目
  4. 喉の痛み:発症3日目ぐらいから少し。5日目には治る。
  5. 味覚異常:発症2日目。塩味が超強い。発症5日目に飲んだノンアルコールビールは味が分からず。
  6. 嗅覚異常:なし
  7. 最もビビった症状:発症2日目の夜、夕飯を食べた直後に起きた不整脈。すごい早い脈が続いた後、いきなり超スローな脈に変化し、「えっ、何これ、死んじゃうよ!」って思った。
  8. 後遺症的症状:微熱気味。空咳が出てなかなか止まらない時がある。昼間に超眠くなる。夜から明け方にかけて両腕がすごく冷たくなることがある。コロナ療養中、トイレ以外は自室から出ず、家族ともLINEのやりとりのみだったことで、孤独感が増大し、鬱っぽいメンタルに陥る。

幸い今は上記の1〜7は解消。そして家族の誰にも感染しなかったことが一番の安堵でした。

 

陰と陽。

コロナ静養期間中、僕の心を動かした“陽”の出来事を列挙します。

①全国高校野球2023 夏の甲子園 決勝 

慶應をずっと応援していましたが、試合が終わってみれば、仙台育英の選手の試合中の笑顔、そして、同校監督の試合後の器量の大きなメッセージが最も印象に残りました。

②『モアナと伝説の海』Amazonプライム視聴

ラストの“緑の世界が戻るシーン”を見て、嗚咽が出るぐらい涙が溢れました。コロナ症状の一種かも。

③24時間テレビ チャリティーマラソン

ランナーのヒロミさんは、僕と“同級生”のおじさんでした。今までずっとひとつ歳下かひとつ上だと思っていました。たくさんの後輩に慕われる彼、波瀾万丈だったとしても「あれがあったからいまの幸せがある」と思える今ここを生ききってきている人生、何よりも奥さん(伊代さん)を大切にしていて息子たちから尊敬される姿、そして「まだまだおじさんもできるということを確認したい」という強い思い。僕は彼とは友達になれるキャラではない気はしますが^^;、でも今回すごく感じるところがあって、コロナ鬱モードな僕の背中は、「おじさん、今が踏ん張りどき!」って、倒れないよう強く押し返してもらっていたような気もします。

④W杯男子バスケットボール 日本最終戦

試合自体にはもちろん熱くしてもらいましたが、印象に残ったのは、トム・ホーバス監督が僕より歳下だったことです。ヒロミさんが同級生、トムさんは歳下。「おじさん、今やらなくていつやる。10年後にはやりたいと思っても、環境、健康、等々、思いがけない制約で、その頃にはやりたくてもできないかもしれないよね。」そんな気持ちも湧いてきました。

何を選択するかは、神ではなく、僕のみぞ知る。

 

コロナ静養中にやったこと。

①24時間テレビキャッシュレス募金

②この本を購入、一気に読了。

この本の印税は100%、新型コロナワクチンの接種で辛い思いをされている方や患者さんの団体に寄付されるのだそうです。この本の内容自体は、著者の見解ではなく「事実」に基づいています。マスメディアで報道されるにはおそらくもう少し時間を要する事実。

著者の大石さんは、CBCテレビのアナウンサー、僕より5つ歳下のおじさんです。良心に忠実に今をしっかり生きるその生き様が僕の背中を強く押し返します。

 

夏の災い。

コロナ感染という陰にだけ気持ちを向ければ、今回の出来事は、音楽で表現すると “夏の災い”、僕が中学1年生の時に生まれて初めて買ったアルバム、ヴィヴァルディの『四季』夏の楽章のような感じなのかもしれません。

youtu.be

中学1年生の時、音楽の授業でこの『四季』を聴いて、なんだかすごく惹き込まれて、このクラッシックアルバムをレコード屋さんで購入し、当時の僕は学校から帰宅するとほぼ毎日これを聴いていました。10代の頃の脳の記憶って本当にすごくて、今回YouTuberさんにお借りしてアップした夏の全楽章だけでなく、春、秋、冬の全楽章のメロディーを、僕は今もなお演奏に合わせてくちずさむことができます。

そんなご縁のある『四季』の夏の楽章をとっても久しぶりに聴き口ずさみながらこう思いました。

今回の夏の災いが転じて、とりあえず “これからの10年“ のワクワクのためのエンジン本格始動のきっかけとなるよう、コロナ後遺症的症状とはなんとか共生しつつがんばって過ごしていこう。

 

このブログの転じ方。 

これまで書いてきた全193話。時に個人の手帳に書くような内省を綴ることもありました。往々にしてその内省の対象は僕自身の完璧主義に由来する「できていないこと」。それが本当にやりたいことならいいけれど、おじさんの“持ち時間”には、できないことをできるようにするそれ自体を目的に時間を費やしている場合でもないのでしょう。できていること、できること、そしてワクワク楽しいこと。それらを通じて誰かの役に立つこと。

『“緑色”的な僕のほんのりワクワクblog』は、「“緑色”的な僕らしさ」は出せているように思うけれど、時に「ほんのりワクワク」から大きく外れて、書いてる自分にストレスが生じることがあります。そういう内容は自分の手帳の中にとどめ、もう“全世界公開”するのはやめます。

人生の節目のタイミングも近づいてくる中、このはてなブログをいつまで続けるかわかりませんが、次回記事からは「“ほんのりワクワク”から外れるようなことはもう綴らない」。このことを自分との約束にします。

 

今日の記事の結びはこちらの曲で参ります♪ ちょっと秋の気配を感じさせる素敵な曲だと思うのですがいかがでしょうか^^

youtu.be