今年の春バラは、例年より早く満開になった上に、ここ数年では一番の咲ぶりだったように思います。これは全国共通だったのでしょうか☺️
バラの開花シーズンに、「今シーズンは1箇所しか観に行かないだろうな」って見通している時に僕が訪れるバラ園はたいていここ。
今日の記事は花盛りにしたいと思っています。もし可能でしたら下掲の動画をBGMにご覧いただけると嬉しいです。曲はあらかじめインストver.と決めていたのですが、ピアノにするかギターにするか迷った上で選んだ、海外のYouTuberさんの穏やかなギターソロ演奏です。
彩りって「生」の象徴のよう。あらためて、好きです。
空の青は最高の背景。
こちらのバラ。


数年前にこの園で初めて出逢った時、「なんて素敵なバラなんだろう✨」って胸ときめいたものです。あの時はもう少し濃淡のグラデがあって可憐な感じだった記憶なのですが、今年はなんとなく力強くて生命力を感じます。
さて、このバラの後ろに見えているドーム状のもの。
内側には椅子が置いてありフォトスポットになっているのですが、今回はこれに少しフォーカスしてみたいと思います。
半分ずつで違う種のバラ。
まず片側。
そして反対側。
今年の僕は赤い方が好き。皆さまはどちらがお好みでしょうか?
ここからは気持ちの向くまま、黙々と貼り続けます。
実は、約2週間前、親友が急逝しました。入院しているのを知った日の夕方、面会に行って病室で会話もしたのに、その2日後の早朝に。
訃報の知らせを受けた日の午後、妻に彼との思い出を話していたら、悲しみが突然腹の方から湧き上がってきてそれが涙に変わって出てくる感じで抑えられなくなりました。テレビドラマや映画で感動の涙はすぐ出る僕ですが、大人になってからは、悔しくて泣いたことはあったけど悲しくて泣いたことはありませんでした。悲しみの涙って感涙とは違う体感で出るんだなって。
今も現実感がありませんが、一生涯付き合えると信じていた稀少な友人のひとりを僕は失ってしまったんだなってことを時々胸の内で再確認しています。彼とのご縁の今ここをもっとちゃんと大切にしておけばよかったという後悔は、あります。
今回の記事で、冒頭にBGMとして選んだ曲は、僕の記憶が正しければ、彼が好きだった一曲です。35年以上前、会社の独身寮の彼の部屋で、「あまり音楽を聴いているイメージがないけど、好きな曲とかってあるの?」って僕が尋ねた時の彼の答えが確かこの曲だったはず。「どうせなら原曲を聴かせてくれよ!」って彼に思われているかもしれないので、今日の記事の結びはその“原曲”にします。
まだ生かされている僕には、少なくとも、この世界で新たな現実を創り出して楽しむチャンスがあるんだってことをちゃんと心に留めよう、って反芻しているここ数日の僕です。