東京の桜は満開までもう少しかかりそう、ということで、今日の記事は、春の始まりから咲く2種類の白い花のことを書こうと思います^^
この2つの花はとてもよく似た装いなのですが、ずっと追いかけているうちに、感覚的にどちらなのかがなんとなく分かってくる、と言う領域に、最近になって達することができたような気がしているのです✨ でもこれは気のせいかもしれません^^;
🍀力強い白。
その白い花とはこちらの花です。
花の名前は『モクレン』ですね^^
白って色はこんなに力強いんだなぁ、って思わせてくれるような、堂々とした力強い咲っぷりで、この花木を見ていると、僕には「男性性」の強さが感じられます。
白いモクレンの正式名は、見た目の通り『ハクモクレン』と言う名前なのですね。
紫色の入ったモクレンも時々見かけますが、こちらの場合は「強い女王」と言う感じでしょうか^^
🍀優しい白。
今日の記事、実はこちらの花のことが書きたかったのです♪
昨年、友人からこの花の存在を教えてもらって初めて知ったのですが、昨年はどこで咲いているのかを探し出すのに時間がかかってしまい、満開の元気な姿を見ることができなかったので、「今年は絶対に満開の姿を見るぞ!」ってずっと気にかけてきました。
昨年、その花に出会った時の、開花ピーク過ぎの姿はこちらです。
この花の名前は『コブシ』ですね^^
まだ散ってはいないものの、もう見頃を過ぎているせいだったのでしょう、花びらが皆ダラーンと下がってしまい、まるで洗い終えた後に干してある手拭いかゴム手袋みたいになってしまっていて、この時は花の魅力をちゃんと感じることができなかったのです。
満を持しての今年。
「あ、コブシ?」と思って近寄ってみると、ハクモクレンであることが続き、やっと本当のコブシの木に出会えても開花はまだこれから、ということが続き、結構ジラされました^^;
でもついにその日はやってきました!
一気に写真を並べます♫
僕は、この花から「優しい女性性」を強く感じ、なんだかホッと安心するような気持ちになります。
撮影技術の限界で、実際に目の前で見た時の優しい感じが写真では出しきれないのが残念ですが、花木を前にして、「この花はなんだかとっても優しいなぁ」って感じたのは初めてかもしれません^^
優しい、って認識した途端、風になびいて花びらが折れたり、あっちこっちの向きになってしまっている様子すらも、一転して優しさの表れと見えてしまう。
「自分の現実ってホントに自分が創ってるよなぁ、、」って改めて納得してしまいます。
ちなみにこちらは『シデコブシ』という種です。ここまで繊細な感じを目にすると、最初はちょっと戸惑ってしまったのですが、今、この記事を書きながら、「本当の強さって、自分のありのままをちゃんと生きられることなのかもしれないな・・・」なんて感じています。
🍀モクレンとコブシの見分け方
知識として一応知っておこうかな、と思ってちょっと調べましたので、受け売りで超ざっくりと解説させていただきます。
- 花びらの枚数は、モクレンが9枚、コブシが6枚。
- 花の大きさは、コブシの方が小ぶり。
- 花の咲き方は、モクレンが上向きで花びらが完全には開かない、コブシは上や左右向きで花びらが完全に開く。
まぁ・・パッと見て、優しい感じなのがコブシ、です(笑)
🍀えっ、こんなところにも・・
先日、埼玉の実家に帰った際に、小雨模様の中、運転中の車の窓越しに目に入った白い花が咲く木。
実家に車を停めて、その場所まで歩いて確認しに来てみると、その花木は・・・。
それはコブシの木でした。
上の写真の手前の木がそうです。
この場所は昔は確か公衆電話ボックスがありました。それがいつの間にか撤去されて、コブシの木が植えられていたんだなぁ・・。
この写真の奥に見えるスペースには、僕が子供の頃は、大きなトンネルの公園があったのですが、随分前に安全性の問題から撤去され、少しだけ遊具があってほとんどはグランド?みたいな、個性のない公園に変わってしまっています。
でもこれらさえも来年には再開発のために全部なくなってしまうのかな・・・。
コブシの花言葉は『友情』と『歓迎』だそうです。昔、この辺りにかつてたくさん住んでいた小学生時代の友達は、もう誰もいない、会いたくても連絡先もわからないので、『友情』って言われてもなぁ・・^^; なので、これはきっと、単に「おかえり♪」って『歓迎』してもらっただけだったかもしれませんね☺️