“緑色”的な僕のほんのりワクワクblog

ほんのりワクワクがたくさんの毎日を♪

『調和』の世界。

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これは、僕が若い頃から好きな藤城清治さんの影絵です。20年以上も前に美術館で買ったクリアファイルをスマホで撮影したものなので画質は落ちてしまっていますが、今、この影絵作品を見ていて、「あぁ、こんな世界、素敵だなぁ」ってしみじみ感じています。

この作品のタイトルは『生きるよろこび』

僕は、もともとこの作品に対してはメルヘン感が強い印象のみで、あまりこのタイトルの意味にもピンと来ていませんでした。

しかし、今、この作品を見ていると、これが「生きる喜び」を表現していることがよくわかるんです。

全ての存在が、不安を感じることなく、個性的な自分の生のエネルギーをありのままイキイキと表現していて、それらがどれもぶつかり合うことなく見事に調和している世界。

「こんな世界はとっても幸せだろうなぁ」って思うし、「そんな時代が早くこの地球にも来るといいなぁ、そんな世界で生きてみたいなぁ」って。

 

今、13年ぶりぐらいの、心がとても苦しい経験の最中にいます。解決の光はまだかなり先にあるかのように小さく見えている?感じです。

でもこんな時に、「人の優しさ」って、心に身体に沁みるものなのですね。この1週間で、僕はそんな優しさが心の奥まで入ってきた経験を何度かして、3回も涙ぐんでしまいました。もちろん周りに誰もいない時でしたが。

そのうちの1回は、泣き声もこぼれてしまってしばらく涙が止められませんでした。大人になってからこんなことは初めてでした。

今経験している辛い出来事が、このタイミングで僕にやってきた“目的”のひとつは、慣れすぎた長い人生で麻痺してしまっていたかもしれない、「人の優しさをちゃんと感じられる心の感度」を取り戻させてくれようとしているから、なのかもしれません。

 

こんな状況の真っ只中にいるのでかなり気持ちに余裕がなく、他のブロガーさんの記事もほとんど訪問できない日々がもうしばらく続いてしまいそうですが、どうかご容赦くださいm(_ _)m

“浅き春”を感じられる頃は、僕が昨年の夏から取り組んできたチャレンジの総決算のタイミングになります。その頃には笑顔も取り戻して、小さくてもほんのりした記事をこの場所に投稿できたらいいなぁって思っています。